こんにちわ!CATです!
以前は論文を読んで勉強していたのですが、分かりやすい情報ってネットに沢山ありますね。理解できない場合って、読んでる本人の能力不足以外の所に問題がありそうですね。。。
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ETFの仕組み
ETFが設定・解除される発行市場と発行されたETFを購入できる流通市場の2つがあります。野村のETFの説明が分かりやすかったです。
ETFはどう作られるの? | 深堀りETF① | NEXT FUNDS
発行市場
運用会社はETFを設定するための株式、債券などの対象資産を購入し信託銀行に預けます。信託銀行に分別管理させるとETFの受益権が発行されます。発行市場では基準価額で取引されます。
流通市場
流通市場では運用会社からETFを受け取った証券会社は指定参加者として取引所で投資家が売買する際のマーケットメーカーとしての役割をします。流通市場での価格は市場価格です。
私も改めて考えた事がなかったのですが流動性が高いという意味は最良の売り気配と最良の買い気配の間隔(スプレッド)が狭く、希望価格で売買できるように板が厚い(デプスが大きい)事をいうのですね。このような流動性を高める作業をしているマーケットメーカーには報奨金が出されるみたいですね。
日本取引所グループのサイト良いですね。一通り勉強できたら1次情報に当たった方が良さそう。
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ETFの価格とリスク
3つの価格
発行市場では基準価額で取引が行われ、流通市場では市場価格でマーケットメーカーと個人投資家が取引をします。基準価額の算式は
純資産総額 = 株式・債券の時価 + 配当金・利息 ➖ 運営コスト
基準価額 = 純資産総額 ➗ 総口数
となります。株式・債券の時価は1日1回、資産の終値をもとに算出されます。
インディカティブNAV(NET ASSET VALUE)はリアルタイムの時価をもとに算出した基準価額で市場価格と比較する事で割安・割高を判断できます。下記のリンクでリアルタイムでインディカを表示しています。
http://tse.factsetdigitalsolutions.com/iopv/table?language=jp
リスク
リスクは4つあるみたい。
価格乖離リスクには市場価格と基準価額の乖離と基準価額と対象指標の乖離があります。前者は為替や評価タイミングなどによって発生しますが、後者は色々ありますね。
組み入れ銘柄の配当、組入比率、信託報酬等、外貨建て資産などなどですが、これってファンド運営者の腕に起因してるように思えますね。私は基準価額と対象指標が乖離しているなら当該ETFは購入しないですね。