こんにちわ!CATです!
このブログが掲載される時は既に首相が決まっていると思います。
私が書いている今日は9月3日で菅官房長官が次期総理大臣になるだろうと言われています。個人的には河野太郎さんになって欲しいですが、麻生派は今回候補者を出さないので立候補しないようで残念です。
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広がる外国為替市場
前回は外国為替取引が行われている銀行間市場・顧客市場について説明しましたが、外為市場は24時間眠らない市場です。市場規模は順にロンドン、NY、東京と続きます。
ロンドン市場
ロンドン市場は世界の取引量4割を占めます。ロンドン市場が始まると東京市場のディーラーはポジション調整をします。アジア通貨危機の際もアジアの中央銀行との攻防はロンドン市場が舞台でした。
NY市場
NY勢が市場に参加するのはロンドン市場の後場です。日本時間9時半時・10時半に米国経済指標が発表される事が多くマーケットが動きます。
東京市場
ドル円が6割、ユーロドルが1割で顧客市場が4割を占めます。邦銀の体力低下・高コスト体質・税務上のデメリットから外資に疎遠されています。日本銀行による介入も頻繁です。
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ビットとオファー
外国為替レートにはビットレート(買値)とオファーレート(売値)があります。FXをトレードした事がある人はわかると思いますが、銀行から見た買値・売値です。
このレートで買って直ぐに売ると0.001円損しますが、この差をスプレッドと言います。この場合は1ドルは106.178-179円と言いビット・オファーの順で答えます。常に銀行は安く買って高く売れる状況ですね。逆に顧客は高く買って安く売ります。
スプレッドは流動性が低かったり取引相手の信用力が低い場合に広がります。また銀行やFX業者の手数料を含めるケースもあります。
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金利平価理論
先物レートやスワップレート(直先スプレッド)は金利平価理論に基づいております。金利平価理論とは、2国間の金利差と直先スプレッド(直物レートと先物レートの差)が等しくなるという理論です。
この場合は
2)スワップレート4円80銭 ➗ 1年後の約95円20銭 = 5%
2)=3)が成り立ちます。
このように理論上の先物為替レートを決定します。仮に理論上の先物為替レートにならない場合には金利裁定取引が行われると考えられております。実際は税金・手数料・信用力なども影響します。こちらの方のnote非常に分かりやすかったので是非読んで見てください。
外国為替のしくみを読んでは一旦休止しようかなって思ってます。理由なのですが、この本結構難しくて他の為替の本読んでからの方が良いかなって思いました。既に家に他の本あるので、そのうちブログに書きます!それでは!