CATのゆったりライフ

日々生活の中で興味のある事を書いてます。

ロンドンFX1

こんにちわ!CATです!

コーポーレートガバナンスの本も読み終わって次の本読み始めようと思います。

今回はこちらです。

 

  あれ、、、前に読んでた本どうした?って聞かれると難しくて進まなくなったので、違う本から読み始めますって感じですw不思議なことに自分が難しくて読めなかった本が後から読めるようになるんですよね。って事でこの本読もうと思います。以前2回ほど読んでるのですが、古本屋に持っていくか決めようかなと。

 

 

  • 始めに

 外国為替市場の1日の取引高は約600兆円で東証の1日の取引高は約2兆円で日本の株式市場の200倍以上の規模があるので、仕手のような事はできません。為替取引の50%を占めるロンドン市場なのですが、この本はヨーロッパの為替事情についてファンダメンタルを踏まえて記載してるものです。ヨーロッパ側から見たトレーダーの本ってあんまり見ないので気に入ってます。また女性が書いている事も私の好みです。

 

ロンドンの取引

 日本時間16時はロンドン時間8時で、この時間から3時間の間に様々な種類のフローが起きます。日本時期24時はロンドン16時でロンドン・フィックスと呼ばれる様々な金融商品の基準価格が重要な時間です。世界で取引の多い通貨ペアは順にユーロドル、ドル円、ポンドドルって感じでヨーロッパの為替に関する知識はある程度持って置いた方が良さそうですね。

 

この本はファンダメンタルの本

 この本の面白いところは、他の本と違ってファンダメンタルについて書かれている事です。ファンダメンタルとは国策に基づく政府の財政政策と中央銀行の金融政策を分析してトレードする手法です。財政政策は行政をはじめ教育・医療・福祉などにどれだけお金を使うか(歳出)と収入(歳入)でどの分野に重点を置くのか見ます。金融政策はBOJ・FRB・ECB・BOEなどの政策金利の変更などが重要です。

 兼業でトレードしている人は常にチャートを見てポジションを持つ事ができないので、中長期的な視点でトレード出来るので良いらしい。(私はFXで長期ポジションを持つって怖くてできませんが。。。)注意したいのが、経済指標は金融政策・財政政策を判断する材料あってそれのみでマーケットのトレンドが変わる事は無いとのこと。以前は雇用統計だけ見てトレードした事があったのですが、指標一つでトレンド変わらないって言われて妙に納得しました。

 例えばリーマンショックで金融市場がダメージを受けた後、FRBは雇用統計を見て段階的に利下げを実施し、それでも雇用が回復しないため量的緩和に踏み出します。このように雇用統計がFRBの金融政策を測る先行指標として使われました。

 

  • 雇用統計

 この本はファンダメンタルの本なので、今後は経済指標を軽く勉強して行こうと思います。トレードしていると聞いた事ある用語もいざ説明してみろって言われると上手く説明できないですよね。なので少し深堀していきたいと思います。

 雇用統計は非農業部門雇用者数でアメリカの労働統計局(BLS)が調査し毎月第一週金曜日に発表されます。

www.bls.gov

 結構、原始的なサイトですね。飾りっけないw

jp.reuters.com

 以前は24.5万人増だと調子が良さそうでしたが、前月61万人増だったので鈍化したイメージを取られています。この数値だと景気刺激策を財政政策・金融政策でとるだろうと記載されてますが、このように経済指標をもとに政府・中央銀行がどのように動くのか予測する事が重要です。

 今まで経済指標から財政政策・金融政策を予想するって視点はなかったので、今後少しずつ勉強していきたいと思います。それでは!

 

 

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