CATのゆったりライフ

日々生活の中で興味のある事を書いてます。

仮想通貨3.0を読んで1

こんにちわ!CATです!

 勢い余ってKindleを買ってしまったw結構遠出する事が多いので、本の持ち歩いているのですが荷物になります。しかも車の中で携帯見るのってしんどいんですよね。。。漫画好きなので読むのですが目がしんどい。。。

 届いたらブログにしようと思います。

 

  • 仮想通貨3.0

皆さんこの本知ってますか?

仮想通貨3.0

仮想通貨3.0

 

 界隈の方なら知ってるマウントゴックスのマルク・カルレプスが書いてる本です。3回位読んでるのですが、 大分頭に入ったので売っちゃおうかなwって思います。ただその前に思い出としてブログにツラツラ読んで思った事やビットコイン の事書こうかなって。

 マウントゴックスってカルレプスが作った会社ではなくジェドが作った会社なんですよね。。。ジェドってXRPの大量保有者でXLMの創始者でしたっけ。この人色んな所に出てきますよね。しかもビットコイン の取引所ではなくマジックザギャザリンってカードゲームのトレーディング会社を作ろうとしてたらしい。本の中ではカルプスが買収した会社の顧客預かり金が顧客アカウントに表示されてる現金残高より少なく、ブロックチェーン上のビットコイン 保有数より顧客アカウントに多く表示されてる状態だったみたいですね。ジェド早く売りたくなるワケだよ。

 ある地点で認知度を高めたビットコイン とマウントゴックスに転機が訪れます。2011年6月に85万BTCのハッキング ですね。かなり高額ですね。ハッキング から直ぐにカルプスは逮捕されます。私電磁的不正作出・同供用・業務上横領・特別背任罪の容疑でした。警察だった私からすると罪状見る限り、刑務所に突っ込みたかったんでしょうね。詐欺をはじめとするホワイトワーカー犯罪って執行猶予がほぼ付かないイメージ。結果として業務上横領・特別背任罪は無罪で、私電磁的不正作出で執行猶予付きになりましたね。ブロックチェーン上のビットコイン 数とアカウントのビットコイン 保有数を無理やり帳尻を合わせるために

  1. カルプスがマウントゴックスに現金を貸す
  2. マウントゴックスは借入した現金で不足したビットコイン を買う
  3. 買ったビットコイン を顧客アカウントに振り分ける
  4. 現金に生じた過不足は返済という名目で消す

これやると帳尻合いますね。ただ購入履歴とか残るし、どっかに不都合生じますね。4の現金と返済の部分は追及されづらいけど。本来なら現金過不足で損失出して明らかにするべきなのですがね。本人は形式上の有罪って書いてましたが微妙ですね。 

 

 ビットコイン中央銀行のような存在はおらず総供給量はプログラムによって2100万枚と決まってます。マイニングによって約10分ごとに一定量が発行されます。10分ごとに発行されるビットコイン の数は4年ごとに起きる半減期よって

 2009年50BTC →2012年25BTC →2016年12.5BTC →2020年6.25BTC....

と減っていきます。日銀が無尽蔵にお札を発行するのと異なり希少性が高く、その意味ではゴールドと近いです。

 ビットコイン は中央サーバーが存在せずに全ての取引を保有するノードが世界中に散らばってます。すべてのデータを保持するノードをルノーって言うみたい。各ノードがデータを共有する方法をP2Pネットワークと呼ぶようです。個々のノードがデータを水面の波紋のように共有する共有方法で、各ユーザーが1つのサーバーにアクセスする方法と異なります。

 最初聞いた時は過去から全ての取引を記録しておくって膨大なデータ量になるしHDDどれだけ必要なのよって思ったのですが現状でも500GBで将来を見越しても1TBでいけるようですね。

 

 ブロックチェーンはデータの記録方法で、P2Pはデータの共有方法です。マイナーは承認されていない送金リストから好きな取引を選びブロックの中に入れてナンスを見つけてブロックを生成します。ビットコインの場合はブロック生成報酬として、マイナーはビットコイン を受け取ります。マイナーはブロック生成報酬の他に、送金者が送金する時に支払う手数料も受け取る事ができます。10分ごとに割り当てられる報酬がなくなっても送金手数料分をマイナーは受け取ることが出来ます。このマイナーのブロック生成をマイニングと呼びます。

ハッシュ関数

 マイニングを理解するためにはハッシュ関数を理解する必要があります。ハッシュ関数を使う事で

 文字列 → 英数字の64桁のハッシュ値

に変えることが出来ます。ハッシュ値は同じ文字にハッシュ関数を使うと同じ英数字のハッシュ値が出てきますが、ハッシュ値ハッシュ関数を使う前の文字列に戻す事は出来ません。

マイニング

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 マイニングはハッシュ関数を用いてブロックの中に

  1. 未承認取引
  2. 前のブロックのハッシュ値
  3. ナンス

を用いて13〜15桁の0を含むハッシュ値を探します。未承認取引と前のブロックのハッシュ値は既に決まっているので、ナンスを探します。

例えばビットコイン の33ブロック目のハッシュ値

00000000a87073ea3d7af299e02a434598b9c92094afa552e0711afcc0857962

です。333333ブロック目は

00000000000000001a2a29708d38505ec20d8f51b4ca28f6b526d1d22073c7e0

です。64桁のうち「0」が多いのは難易度が高くなっている証拠です。

 「過去のデータを改竄すると改竄されたブロックのハッシュ値」と「次のブロックに含まれた直前のブロックのハッシュ値」に相違が出てきます。結果として不正を排除できます。一般的にブロックが信用されるのは最新のブロックより6個前のブロックからとされています。

 本を読みながら他の書類も見て書いてますが、もし書いてる内容が間違っていたら教えてくれたら幸いです。それでは!

 

 

 

 

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