こんにちわ!CATです!
ニュースになっていると思いますが、タイは緊急事態宣言と非常事態宣言のダブルでしたwプラユットさんの辞任を求めてますが、上手く行かないでしょうね。各駅でデモしようとSNSで拡散されているのでBTS止まります。。。不便です。
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金融市場における株式市場の立ち位置
株式市場は金融市場の一部です。
CP市場参照
図のように金融市場は短期・長期に分別されます。短期には銀行間だけのマーケットであるコール市場(インターバンク)と一般事業会社も参加できるオープン市場に分かれます。長期金融市場には株式市場と債券市場に分けれます。株式市場とは長期金融市場のうち返済義務の生じない株式をトレードするマーケットです。
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株式市場の役割
株式市場は新たに発行する株式や債券出資者を募集する市場と既に発行された株式や債券を売買する市場に分かれます。
発行市場
発行市場は企業が株式を上場し初値がついて資金調達額が確定するまでの過程で
- 新規上場の発表
- ブックビルディング
- 公募価格の発表
- 抽選
- 上場
の順に行われます。仮想通貨の場合なんて毎日上場してる感じなので、この流れ飽きましたねw流れは取引所が公表し主幹事証券会社、副幹事証券会社を投資家に株式の募集をかけます。ブックビルディングは証券会社が同業他社の株価を考慮して、投資家に値幅を決めて提示され(1,000〜1,500円)、投資家がいくらで買うかを提示します。人気があると抽選になり投資家が入金すると発行枚数✖︎公募価格−諸費用が資金調達額になります。
流通市場
企業は資金調達した後、株主が株を売却して現金にしたくても返済義務はありませんので、株主は流通市場で投資家に売却することで現金化することができます。
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上場基準やPTS
上場基準
日本には400万社前後の会社が存在し、そのうち3,531社しか上場しておりません。どんな会社でも上場できるわけではなく厳しい上場基準をクリアする必要があります。
上場基準には株主数、流通株式、時価総額、純資産額、利益額、監査報告書の意見などがあります。かつて証券取引所は日本全国にありましたが、現在は日本取引所グループの傘下に現物株式の取引をする東京証券取引所・デリバティブの大阪取引所があり、その他が細々と存在しております。
PTS
国内株式市場の取引時間は前場(午前9時〜11時30分)と後場(午後12時30分〜午後3時)です。時間外に取引する場合は個別の証券会社が独自に私設取引システムを稼働させ ているPTS市場で取引します。
以前は取引所集中義務があり、「投資家から注文を受け取った証券会社は直接その注文に応じる事は禁じられ、その売買注文をいったん証券取引所に通すこと」になってました。しかしながらニーズの多様化に伴い、その義務は撤廃されました。PTS市場はデイセッション(午前8時20分〜11時30分)とナイトセッション(午後7時〜11時59分)となります。
PTS市場は流動性が低いのでデイセッションは取引所でトレードし取引所の取引時間が終了した午後3時以降に新しい情報が出た時に翌営業日を待たずにトレードできますが、縮小傾向にあります。オススメはSBI証券かな。
ダークプール
PTSは縮小傾向にありますが、取引所外で取引できるダークプールは機関投資家向けで盛り上がりつつあるようです。ダークプールは「証券会社内のシステム内に置いて売買注文を成立させる方法」で
- 匿名性を持たせて取引でき
- 需給関係に影響を与えず
- 約定単価の改善ができる(呼び値が細かい)
メリットがあります。
理由は「投資家が取引所外取引で株を買い付け、その所有比率が5%を超えたとき、新たに買い増すごとにTOBを実施しなければならない」TOB5%ルールの適用除外に認められたからです。簡単に言うと5%以上持っている投資家がTOBを避けるためには取引所を通して買うか、ダークプールで買うか2択になったと言う事です。最近は個人投資家も取引実績があれば参加できるようですが、HFTが跋扈してるようです。
HFTって最近聞きますよね。HFTはHigh Frequency Trading の略で高速でコンピューターがトレードすることを言います。SBIのダークプール にはHFTが多くいて、ダークプール 内で取引に反応し取引所に先回りして鞘を取るってやり方ですね。悪どい。。。
この事件は短期トレードする方にとっては重要な点だと思います。私は短期トレードが向かないので関係ありませんけどね。それでは!