こんにちわ!CATです!
最近忙しくてブログを書く時間がなくなってます。。。スト5にハマってるからって言うしょーもない理由ですがw今日から第2章に入ります。
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注文の仕組み
注文には「銘柄とロット数を決めて価格を指定しない」成行注文と「銘柄、ロット数、価格を決める」指値注文があります。注文を成立させる仕組みは「価格優先の原則」、「時間優先の原則」の順になってます。したがって注文の成立は
の順で決まります。株式の取引単位は「単位株制度」から「単元株制度」に変更され、株式の発行企業が好きな株数を1単元にできるようになりました。このように発行企業が主導権を持って取引単位を決定できますが、東京証券取引所は5万〜50万円未満が望ましいと明示してます。繰り返しますが東証の明示には強制力はないので、任天堂のように1単元数百万円する株もあります。
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注文が成立するメカニズム
株価の決定する方法には板寄せとザラバ寄せがあります。仮想通貨ですが、ビットフライヤーの板はこんな感じ。板を見ると売買できる数量、株価の方向性、流動性を確認できます。
ビットコイン の現在価格は1,383,453円で上下に価格と数量が並んでますね。この上下に並んでいる価格が気配値です。通常取引が行われている時の状態がザラバです。板寄せは取引開始時(寄り付き)や取引終了時(大引け)に行われるものです。板寄せの価格決定の仕方は独特で、下のサイトの説明が分かりやすかったです。
個人的には翌営業日までに成行やっとくのが板寄せ方式では良さそうに思います。取引停止してる時間にゆっくり考えて成行できるので。売りたい人と買いたい人のバランスが圧倒的に偏った状態の時に即座に売買を成立させず特別に呼び値の周知を図るよう気配値段が表示される時があります(特別気配)。株じゃないですが、bitFlyerのlightingで起きるヒゲキャッチの時ですね。これ凄いチャンスなんですよね。簡単に言うと両者の株数が釣り合うまで売買を成立させないまま株価を下げ続ける、上げ続ける事です。
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信用取引が株価に与える影響
信用取引とは
信用取引については以前もブログに書いてます。以前も書きましたが信用取引は資金や株を借りて売買する取引です。
保証金として株式・債券などの現物を担保にして委託保証金率30%までレバレッジかける事ができます。3倍位ですね。信用取引には制度信用と一般信用があります。制度信用は証券取引所が公表している制度信用銘柄選定基準を満たした銘柄のみを対象に行われる取引で、一般信用は証券会社と投資家の間で契約を結んで行う信用取引です。制度は6ヶ月の返済期限がありますが、一般はありません。ゴールドマンサックスのような金融機関は証券会社と有利な金利を決める事ができますが、一般信用は普通の人にとっては金利コスト高いです。
指標としての信用取引
大量の信用売り残があると将来の買い圧力になります。制度信用は6ヶ月以内に取引を閉じるので株価に影響を与えるケースが多いです。具体的に信用取引の状況はは信用倍率で算式は
信用倍率 = 買い残 ➗ 売り残
となります。日本取引所グループのサイトで確認できますが2020年10月16日の資料を見ると3.4倍程度でした。
信用取引を行っている投資家が返済するまでの日数を示す回転日数も重要です。回転日数の算式は
回転日数 = (融資残高 + 貸株残高)✖︎2 ➗
(融資新規 + 融資返済 + 貸株新規 + 貸株返済)
ですね。結構長いですね。回転日数は10日前後は相場が活発で5日より短いと過熱感が強い状態です。10日移動平均線よりも価格が上の場合には、ショートポジションは赤字と言う事になります。以前のブログで書きましたロングポジションが抱える含み損益を比率で示した信用評価損益率もあります。
となるようです。信用取引について本を探したのですが中々良い本はありませんね。