こんにちわ!CATです!
毎年4月にある長期休暇ソンクランがコロナの影響で延期されておりましたが、7月になるようです。第1週か第4週になるか、未だ決まっておりませんが6月末には決まるようです。休みになっても、どこかに旅行にいける状況ではないですが国内の新規感染者が発生していないので、国内経済だけでも回して行こうって感じだと思います。
今回はタイ株を購入する際の基本的な知識について書こうと思います。
-
SET
以前もSETについては書いた事がありますが、SETはThe stock Exchange of Thailandの略称でタイの証券取引所です。SETにはメインボードとMAIという新興市場があり、500以上の企業が上場しております。
日本語対応はありませんが、外国投資家を受け入れるため英語対応しております。
アカウントを作成する事もでき、アカウント登録して携帯のアプリを使う事ができます。(所々がタイ語です)
取引時間は
前場 10時〜12時30分 (日本時間12時〜14時30分)
後場 14時30分〜16時30分 (日本時間16時30分〜18時30分)
となっており、おはぎゃーする心配はありません。
さらに詳しく知りたい方は外国人投資家のハンドブックがあるので、こちらを参照ください。
-
初期投資が少なくて済む
タイ株は日本株よりも少額で投資する事ができます。下記の株は石油精製・石油化学事業を展開するタイ大手企業PTTです。
タイ株は基本的に100株単位で購入するので、1株39THBだと
100✖︎39THB=3,900THB(約14,300円)
で購入する事ができます。タイって初期投資する時の額面株は100THBが多いんですよね。会社設立する時、1株100THBって書いてあるのをよく見ました。PTTは1株1THBだったみたいですが。1株1THB以下の株も多いので、少額から始める事ができます。
-
タイ株の種類
取引されるタイ株は3種類に大別されます。
1)ローカル株
タイ国内の投資家向けの株式で外国人投資家が保有した場合、議決権も配当もありません。。。後に説明しますが、システム上NVDRにチェックを入れないと配当貰えないケースもあるとか。
2)フォーリン株
外国投資家向けの株で議決権と配当があります。上場企業各社の発行株式の49%までを外国人が保有できますが、ローカルより割高になるケースや流動性が低い事もありオススメしません。
日本だと1%以上保有する場合には事前届出が必要でしたっけ。届出だけなので、緩いですよね。
3)NVDR
NVDRはNon-Voting Depository Receiptの略で議決権なし保護預託証券です。ローカル株を買うと配当が受け取れないし、フォーリン株を買うと割高かつ流動性が低いため、外国人はNVDRを購入するのがベストです。
こちらはZMICOの大株主一覧なのですが、2位にThai NVDR Company Limitedと記載がありますね。NVDR社に外国人投資家が買った株の預託証券をまとめて表示されている事が分かります。議決権がない事以外は普通株式と変わらず、株主割当増資、新株引受権などもあります。
ちょっと長くなってしまったので、続きはまた書こうと思います。
それでは!