こんにちわ!CATです!
最近、南シナ海で一波乱あるのでは?と言われてますね。これ、日本に帰国出来ないかも。。。まぁ、日本より安全な気がしますけどね
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恐怖心
前回はプレミアムが本質的価格と時間価値で構成されている事、ITM・ATM・OTMなどの用語を勉強しましたが、恐怖心について勉強しました。オプションの場合はボラティリティは無視できない要素です。
ボラティリティには、
- 日経平均株価のような指標の過去20日間の値動きの標準偏差を算出し、それを年率にしたヒストリカル・ボラティリティ(HV)
- プレミアムの値動きから算出するインプライド・ボラティリティ(IV)
が有りオプションでは、IVが重要になります。
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IVの活用方法
IVを把握する事で下記の事ができます。
- プレミアムの割高・割安
- 利確・損切りの判断材料
- 大きく動く際にオプションのプレミアムがどこまで上昇するかの理論値
結局エントリーとクロージングに使えるという事ですね。目安として20%が通常で15%が割安、40%は割高との事。過去のデータを見て、相場の変動時にIVがどの水準まで上昇したのかを確認し、同じ程度の大変動があった時にどれだけプレミアムが上昇するかを計算する事が可能です。
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ギリシャ指標
オプション銘柄には、それぞれギリシャ指標(デルタ・ベガ・ガンマ・シータ)が表示されています。これを上手く使って相場変動がプレミアムに影響を与えるのか検証します。正直これ初めて見た時、「うわぁ。。。」って拒否反応起こしましたw
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デルタ
デルタは原資産(日経平均株価)がいくら動けば、どれだけプレミアムに影響を与えるかが分かります。
公式 日経平均株価の変化幅 ✖︎ デルタ = プレミアムの変化量
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ガンマ
ガンマは原資産(日経平均株価)がどれだけ動いたら、どれだけデルタを押し上げ、デルタからの影響を増幅ささせるかが分かる。
公式 日経平均株価の変化幅の2乗 ✖︎ ガンマ ➗ 2 =デルタからの影響増幅量
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ベガ
ベガはIVの変化がどれだけプレミアムに影響を与えるかが分かります。
公式 IVの変化幅 ✖︎ ベガ = プレミアムの変化量
- シータ
シータは1日経過すると時間価値の現象がプレミアムをいくら下げるか分かります。
公式 1日 ✖︎ セータ = プレミアムの減価量
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具体例
正直、分かったような分からないような。。。ここで具体例を一つ。
コールのプレミアムを20円でショート。日経平均が300円上昇し、IVが1%下落した。この場合のギリシャ指標が
デルタ:0.04
ガンマ:0.001
ベガ:6
セータ:▲1
デルタ = 300円 ✖︎ 0.04 = 12円
ガンマ = 300円 ✖︎ 300円 ✖︎ 0.001 ➗ 2 = 4.5円
ベガ = 1(%) ✖︎ 6 = ▲6円
セータ = 1DAY ✖︎ ▲1 = ▲1
これらを合計すると、9.5円の上昇で明日は29.5円にプレミアムが上昇していることになります。オプション取引する人は毎度この計算をやってるのかぁ。。。結構大変なイメージですね。
FTXのビットコイン オプションで銘柄をクリックするとIV・デルタ・ガンマは表示されたけど、ベガ・セータは表示されない。。。取引量が少ないとベガ・セータ出ないのかな?分からない事だらけですわw
そのうち分かってくるでしょうw一歩一歩頑張ります!それでは!