こんにちわ!CATです。
ブログって一度書くと、続けて書きたくなりますね。
自分的にはブログを日々の記録のように付けていて、書いているうちに頭が整理されるので重宝してます。
て事で、今日は監査の専門用語についてです。
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Assertion(アサーション)
監査人は経営者が作成したFSについて、意見表明をし監査報告書を作る責任があります。一方で、経営者はFSがGAAPに合っているように作成する責任があります。(二重の責任と言います。)経営者は当然FSがGAAPに即しているよ!って主張しますが、この主張の事をAssertionと言います。
アサーションはBSに関する事、PLやCFに関する事、表示や開示に関する事に分類されます。
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Materiality(重要性)
Materialityとは「FS利用者の判断に影響を与える金額的な度合い」です。数値で表す方が客観的ですよね。重要性は監査計画時に決定し、監査終了時に再検討行います。文書化する項目もあります。
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Auditi Risk(監査リスク)
Audit Riskとは「FSに重要な虚偽表示がある場合に、監査人が不適切な監査意見を表明してしまうリスク」です。Audit Riskの要素は
- inherent risk (勘定そのものに内在しているリスク)
- internal risk (内部統制によって虚偽表示が防止できないリスク)
- detection risk (虚偽表示を発見できないリスク)
で、1と2は監査人がコントロールできないリスクで RMM(risk of materail misstatement)と呼ばれます。一方、3は監査人でコントロールできるリスクです。
コレを算式で表して
許容できるAudit Risk = 監査人が評価したRMM ✖︎ Detection Risk(?)
に数字を当てはめて許容できるDetection Riskを決定します。
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Errors, Fraud, Noncompliance
misstatement(虚偽表示)の要因はerrors, fraud, Noncomplianceで構成される。
errors, fraud, Direct noncompliance は監査人に合理的な保証を提供できる発見責任はあるが、indirect noncomplianceは積極的に発見する責任はない。
fraudはさらに
- 不正な財務報告(fraudulent financial reporting)
- 資産の横領(misappropriation of assets)
に区別される。
虚偽表示で些細なもの以外は、ガバナンスに責任を負う者へ報告するが、
fraudに関わる虚偽表示は些細なものも適切な管理者に伝達し、上層部が関与している場合にはガバナンスに責任を負う者へ報告し、監査調書に記載する。
コレらの用語を覚えておくと、監査報告書読むとちょっと理解が進むかも。
それでは!