こんにちわ!CATです。
実質的に休日の時間が長くなってますが、画面を見る時間を減らそうかなと思って勉強する事にしました。結構マニアックですが、監査論を久しぶりに勉強しようかなと。
このシリーズはかなり退屈でブログとしても誰も興味を示さないと思う。
ただ読んだ事の要旨をまとめたいなと思って、チョロチョロ書いていこうと思います。
-
監査って何よ
皆さんの中には株式投資をしている方もいると思いますが、多くの人が取引をしている株式は東京証券取引所などに上場している株式です。投資家は自分の興味を持った株を上場している株式から選びます。人によってはヒット商品やテレビで話題になったり、よく耳にする会社の株を選んで購入しますが、結構詳しい人はその会社の経営成績や財政状態を調べて購入します。詳しく知るために、その会社の有価証券報告書を参考にする人もいると思います。その有価証券報告書の第2部ってところに、監査報告書・内部統制報告書って項目あります。
この有価証券報告書は監査法人がチェックして、まともな財務諸表ですって報告してます。当たり前ですが、投資家は嘘偽りのないデータを見る事で適切な判断をできるので必要な制度です。
監査の目的は
GAAPに沿ってFSを作成しているかどうかを意見表明する事
GAAS・PCAOB基準に従って監査報告書を作成する事
です。(気づいた人がいると思いますが、私の頭の中はアメリカ基準です。)
簡単に言うと、ルールに従って財務諸表(以下FSと言う。)を作成しているかの「○・△・✖︎・?」の意見を書面で報告するって事です。
-
監査意見
上で説明した「○・△・✖︎・?」は専門的に言うと
○ → Unmodified opinion(無修正意見)→問題なし
それ以外を Modified opinion(修正付き意見)で
- Qualified opinion(限定意見)→一部を除いてはマトモ
- Adverse opinon (不適正意見) →ルールに従ってない
- Disclaimer of opinion(意見差し控え)→意見表明をしない
-
監査の流れ
どのように監査が進むかってゆーと、
- 監査契約を結ぶ
- 監査計画
- クライアントの環境・内部統制の存在確認・リスク評価手続き
- 統制テスト(tests of controls)
- 実証性テスト(substantive tests)
- 監査完了
- 監査報告書の発行
※3で内部統制の存在が確認できなかったら、4統制テストはスキップして、5実証性テストにいく。
実証性テストはマトモなFSを作成しているかの証拠を集める作業ですが、全ての証拠を集めていたら監査が終わりません。3と4の手続きでマトモなFSを作る流れが出来ているかを確認します。それをする事によって実証性テストの性質・範囲・時期をきめます。
多くの人にとっては、非常に退屈な内容だったと思いますが、ちょいちょい自分の備忘録のために書いていこうと思います。
それでは!