こんにちわ!CATです!
ブログの公開日時とは違いますが、今日はタイの祝日でスタバでブログ書いてました。
タイって結構、祝日が多いんですよね。しかも傷病休暇も年30日取れます。。。。
コロナと関係なく、会社で働いているタイ人って実際は結構休んです。
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タイのカントリーリスク クーデター
日本から飛行機で約7時間程度で旅行できるタイ、時差は2時間です。タイの株式市場も日本人が起きている時に開場しているので、おはぎゃーの心配はありません。
ただどこの国にも特有の事情(カントリーリスク)が株価に影響を与える事があります。特にタイで気にしないといけない事情の一つにクーデターがあります。
タイにおける政変一覧 - Wikipedia
ja.wikipedia.org
こちらを見て頂くと分かるのですが、クーデター多すぎw
10年に一回は起きてますね。大体、現政権の汚職や腐敗にムカついて暴動が起きて軍が国会や政権を奪取して軍事政権になって新しい憲法作って、選挙やって普通に戻るって感じ。軍がクーデター起こすのが多いです。
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政治と経済の分離
私がタイにいる時もクーデターは起きていますが、別に危険な目に遭いませんし夜は普通に居酒屋でご飯を毎日食べてました。日本でクーデターが起きた!って聞くと
「ヤバイ」株の大暴落や。。。って想定すると思いますが、他の国と違って全く経済活動に影響がないと言っても良いかと。むしろチャンス。
私がタイで資金調達する時に銀行の方に言われたのが、タイは政治と経済が分離しているので、政治に問題があったとしても経済(株価)に極端な影響がないとの事。
実際に株価は一時的には下がるのですが、数日程度なんですよね。
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実際のチャート
クーデター時のSET指数を見てみましょう。SETとはStock Exchange of Thailandの略称でタイの証券取引所です。(日本の日本証券取引所みたいなところ。)
SET指数はタイ証券取引所の全上場銘柄の時価総額の株価指数です。(日本のTOPIXみたいな株価指数)
1)2010年4月10日
このクーデターは、反独裁民主同盟がアシピット首相を辞職に追い込んだ事件です。その日は土曜日なので、2010年4月12日の月曜日に株式市場は開きました。始値755終値760で上昇して終わってます。その後、4月19日に底値714を付けて上昇。再度5月25日に安値のトライするも720を底値にして、上昇しています。
2)2014年5月22日
このクーデターは、タクシン元首相の妹インラック首相が退陣するきっかけになった事件。インラックの職権濫用に激怒した反政府デモに軍が介入して軍事政権ができました。この日は木曜日で始値1410終値1402でおわり、23日に1375を底値に上昇していきました。
こんな感じで、実際にクーデターが起きても短期的には下がりますが、そこから上昇する傾向にあります。むしろ腐敗が一掃される事を期待して上がっていく不思議な現象が起きます。
チャートを見て頂くと分かりますが、このように政治と経済が分離しているのがタイのマーケットの特徴かと思います。
もちろん軍事政権下だと政策が下手で株式市場に影響を与えた事もありますが、これは今度書こうかと思います。
それでは!